――清き水晶は、君を神女の一人として示した。
心優しき女神リリアナを戴き栄えた国家、神国アリアランテ。女神の祝福を受けるとされるこの国はその実、一部の特権階級「神民」が恩恵を受ける一方で、国民の大多数を占める「棄民」は貧しい暮らしを余儀なくされていた。そんな棄民の一人として生まれ、鬱屈した日常を送る少女・ククル。彼女の人生は、神都からやってきたという二人の神民、キリクとカイトに出会った事によって一変する。百年に一度、女神の力を受け取り神国に繁栄をもたらすとされる「神女」に、ククルが選ばれたというのだ――。少女は陰謀渦巻く神都へと旅立ち、やがて国家の根幹を揺るがす大いなる騒乱に巻き込まれていく。累計PV150万突破のWEB発大本命西洋ファンタジー、待望のコミカライズ!
コミックス情報
招かれざる神女(3)
歴史書にも記されていない存在しないはずの「五人目の神女」。その真実、更に神女選定の儀式の不自然さに気付いたクーは、命を狙われてしまう。決して諦めない少女は、この国、そして友が抱える闇を暴けるのか――。
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