光が死んだ夏

光はもうおらんのや…それやったら――。

ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに気づいてしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。新進気鋭の作家・モクモクれんが描く、未知のナニカへ堕ちていく運命の物語、開幕。

  • ヒカル

    ヒカル

    半年前に村の「山」で行方不明になった、よしきの幼馴染み「光」の代わりに現れたナニカ。 見た目は光そのものだが──?

  • よしき

    よしき

    とある田舎の村の高校生。光とは幼馴染。 光がナニカに変わってしまっている事実を一人で抱え込み、悩んでいる。

コミックス情報

光が死んだ夏(6)

光にすり変わった「ナニカ」と共に歩み出したよしきの前に突如として現れたタナカ。彼から告げられたのは、ヒカルの正体についてだった。二人の決意が問われた時、それぞれが見つけた本当の気持ちとは――。

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  • 光が死んだ夏(5)

    光が死んだ夏(5)

    光にすり変わった「ナニカ」と共に歩むことを決意したよしき。しかし、このままではいられないと実感した二人は「ナニカ」の正体に迫るため調査を続けていく。その過程で「ナニカ」であるヒカルが下した決断とは――

  • 光が死んだ夏(4)

    光が死んだ夏(4)

    過去の「光」ではなく、現在の「ヒカル」と共に歩むことを決意したよしき。「ヒカル」が一体何者なのか、その正体を探るため「ノウヌキ様」、「クビタチ」の歴史を調べることにするが――。

  • 光が死んだ夏(3)

    光が死んだ夏(3)

    よしきはヒカルに「人」ではない内面を感じながらも、寄り添い、変わらぬ日常を過ごしていた。理解を示すことで距離が縮まってきたある日「人」ならざる者との、埋められない価値観の溝を実感する事件が発生し――。

  • 光が死んだ夏(2)

    光が死んだ夏(2)

    よしきはある日、友人・光がナニカにすり替わっていたことに確信を持つ。一体何故、気づくことができたのか。彼の口から語られる真実とは…。更に集落の人々が異変に気付き始めていて――。