ガルガロッサ討伐後、トールは聖剣に対抗すべく、新たな魔道具創りに着手し始めた。その魔道具は「UVカットパラソル」!?
帝国軍が苦戦した魔獣ガルガロッサに対し、魔王軍はトールの魔道具・レーザーポインターを駆使して戦いを有利に進める。そしてついにルキエは【魔剣】を抜き……!!魔獣討伐はいよいよ大詰め。戦いの行方は──!?
当初、留守番の予定であったトールはルキエへの直訴の末、魔獣討伐の同行を認められる。一方、帝国も着々と魔獣討伐の準備を進めていた。そんな中、計画が失敗に終わったトールの父が更なる不穏な動きを見せ…。
帝国と魔王領との共同で行う魔獣討伐作戦の条件交渉にて、トールの父が持ち掛けてきた裏取引は何と「報酬を横領し、その全ての責任をトールに被せ始末する」というものであった。ライゼンガとルキエは激怒し…!?
イフリートの血を濃く受け継いだ少女・アグニスは、体から溢れ出る炎を制御できないため、他人と触れ合う事を恐れながら生きていた。その話を聞いたトールは、炎を制御する為のアイテムを創ってみせると約束し――。
心優しいトールは錬金術の能力を家でも職場でも全く認められず、遂には魔王の生け贄として人間領を追われることに。だが、理知的な魔王に持ち前の物作りへの情熱を認められ、材料や権限も思い通り貰えてしまい…!?