<煩悶青年と不死身兵士編>連続する青年の自死。その影には謎の粘菌と、あの知の巨人の存在が…? ラフカディオ=ハーンが対峙する最後の怪異。明治にっぽん、あやかしロマン、ついに完結!
<コロボックル編後編>雪中行軍訓練の際に八甲田山で撮影されたというコロボックルは存在するのか…?<人穴編>迫害されたキリシタンの村を支配するバケモノとは…?
<のっぺらぼう編>「鬼」の手ほどきにより遺骨から蘇った子供たちは、みな顔のないのっぺらぼうだったが…。<コロボックル編前編>日露戦争に備えて軍が画策する軍備増強計画とは…?
遠き妖精の国から、極東の妖怪の国へ。消えゆく美しい物を追い求めた男・小泉八雲(ラフカディオ=ハーン)の姿を描いた、『北神伝綺』、『木島日記』に続く「民俗学ロマン」シリーズ最新作!!