発売日:2015年2月10日 定価:638円(10%税込)
中世ヨーロッパを席巻し、恐怖の大王=アンゴルモアの語源との説もあるモンゴル軍。1274年、彼らは遂に日本にやって来た! 博多への針路に浮かぶ対馬。流人である鎌倉武士・朽井迅三郎は、ここで元軍と対峙する!
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蒙古軍の多勢に押され、湾岸を突破されてしまった日本軍。博多の街は平坦で戦いにはむいていない土地だが…!?
時は戻り、日本軍側の実質的な総司令官である鎌倉幕府・執権「北条時宗」の話――。モンゴル大帝国という脅威と立ち向かう、鎌倉武士をも恐れる男はどう生まれたのか…!
坂東武者が苦戦した蒙古軍の特殊な戦法をもかいくぐった迅三郎。次に向かうのは筥崎宮。日本軍の戦力が分散してしていることを懸念する迅三郎はとんでもない行動にでる…!?
鳥飼干潟での大合戦後、日本軍には重苦しい空気が流れていた。そこに現るは、対馬で侍どもを勇敢に先導した流人・朽井迅三郎!その存在が日本軍に与える影響とは!?そしていよいよ博多息浜での戦いが始まる――!
蒙古軍によって占拠されていた赤坂山を取り戻した日本軍は勢いに乗り、迎撃狙い進軍。いよいよ合戦の時が始まる――!一方、朽井迅三郎は豪傑な女御家人と出会い、ともに行動を共にするが!?
世界帝国迎撃の策を必死に練る大将・少弐景資の苦悩をしり目に、我欲におぼれ戦おうとしない大名たち。そこに現れた地元九州の弱小御家人・竹崎季長。彼こそは教科書で有名な『蒙古襲来絵詞』の主人公その人だった!