
「針」と「糸」で紡ぐ、小さな奇跡の物語。
前世の記憶を残したまま、技術貴族ヌィール家の子供に転生したユイ。しかし、ヌィール家特有の『加護縫い』の能力がないと判断されたため、虐げられ、地獄のような日々を送っていた。そんな折、心優しき貴族カロスティーラ・ロダンに「針子」として引き取られることに。ロダンに感謝の気持ちを込めてヌィール家で見せなかった『加護縫い』で匂い袋をプレゼントする。ユイがこれまで対話してきた『精霊』の力も加わり、匂い袋は国宝級の代物に仕上がってしまい、ユイの人生は更なる転機を迎えることになる。「小説家になろう」で人気の話題作が完全コミック化!
コミックス情報
針子の乙女(3)
圧倒的な『加護縫い』の実力を披露し、ヌィール家の当主となったユイ。初代当主から続く蜘蛛との契約を引き継ぐため契約書を読み上げるが、そこには異世界から来たユイにしか読めるはずのない文字が書かれていた。