発売日:2019年6月26日 定価:682円(10%税込)
究極の美とは何か――? エルメロイII世の義妹・ライネスは、至高の美を持つとされる黄金姫・白銀姫のお披露目パーティーに出席した。三大派閥、冠位(グランド)の魔術師を巻き込む、闇の事件の幕が上がる!
※ここから先はBOOK☆WALKERへ遷移します
※ここから先はComicWalkerへ遷移します
魔眼蒐集列車内で繰り広げられる過去からの襲撃。七年前の連続殺人事件。失われた従者の生首。『王の軍勢』にはいない腹心。己の過去に現在を証明する闘いの木槌が、打ち下ろされる――。
聖遺物を盗んだ犯人から呼び出された場所に、現れたのはイスカンダル第一の腹心を名乗るヘファイスティオンであった。さらにヘファイスティオンの猛攻を避けることが出来なかったII世は重傷を負ってしまい――!?
魔眼蒐集列車に乗車したエルメロイII世たち。個性的な乗客たちに出会うが、聖遺物を盗んだ犯人の手がかりはつかめずにいた。そんなII世を嘲笑うかのように、少女の悲鳴が事件の幕開けを告げる――。
エルメロイII世が何よりも大切にしていた、とある英霊の聖遺物が盗まれた。代わりに置かれていたのは魔眼蒐集列車への招待状で――!? 点と点が絡み合い、星を巡る運命が動き出す。
イゼルマの森で勃発した魔術戦は、アトラム・ガリアスタ、エルメロイ教室、【冠位】蒼崎橙子が入り乱れ、激しさを増していく。一方エルメロイII世は、究極の美の真実にたどりつくのであった。
双貌塔で起きた殺人事件の犯人だと疑われてしまったライネスは、疑いを晴らすため捜査を進める中、第二の殺人に遭遇してしまう。言い逃れができない状況の中、苦々しい表情で現れたのは現代魔術科の君主だった。