発売日:2021年6月25日 定価:704円(10%税込)
疾風怒濤の勢いで南方大陸に蔓延る自由フランソワ共和国を追い詰めた帝国軍南方大陸派遣軍団。その心臓たる将軍、ロメールは二〇三大隊をも巻き込んで次々と型破りな軍事行動を敢行し…?
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強襲する連合王国ドレイク家の魔導将校、ウィリアムを退けたターニャとヴィーシャ。既に大成功を収めているモスコー襲撃であったが、最後の一押しとしてターニャは何やら悪だくみをはじめ――?
百戦錬磨のエース・オブ・エース「吟遊詩人」の撃墜。この凶報は帝国に大いなる動揺と憔悴をもたらした。状況を重く見たターニャは決意する。彼の死が霞むほどの破壊と蹂躙をルーシー連邦にもたらすことを――
遂に開かれてしまったルーシー連邦との戦端。ターニャはその最前線からルーシー連邦首都への急襲を企図するが…?そして、大陸の戦局を察知し動き出した連合王国の一団にはメアリー・スーが所属していて…?
フランソワ残党との死闘を終え、帝都に帰還したターニャ率いる二〇三大隊。南方で挙げた戦果を以てすれば休暇は確実!と息巻くターニャを迎え入れたのは、笑顔のレルゲン大佐と何やら渋い顔をしたウーガ少佐で…?
兵站、そして人的資源の払底という現実に喘ぐ帝国軍南方大陸派遣軍団。戦上手のド・ルーゴは急所を露呈した帝国軍を捻じ伏せんと一計を講じる。ロメールとターニャは絶体絶命の状況を覆すことが出来るのか――!!
ロメール将軍の英雄的な活躍は、帝国軍南方派遣軍団の完全充足という結果をもたらした。だが、南方での勝利に酔う帝国は気づいてはいなかった。東方の赤き野望に、己をみつめる世界の怨嗟に。